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チェロ・アンサンブル・サイトウの演奏を聴きに松本へ!

2024セイジ・オザワ 松本フェスティバル ふれあいコンサートⅢの公演を聴きに松本を訪れました♪

松本ではお馴染みの、駅の温度表示。
到着した時の38℃にも目を剥きましたが、その後また通りがかった時に掲示板を見たらなんと40℃にもなっていました!

お蕎麦とソフトクリームが沁みる〜!


スズキ・メソードの本部事務局にもお邪魔したところ、今日のコンサート前日に行われていたという懇親会の記事(信濃毎日新聞、市民タイムス)を見せていただきました。


私の恩師である松波恵子先生、大学在学中に学校オケや夏の門下合宿でご指導いただいた堀了介先生、そしてスズキ・メソードの生徒さんにはお馴染みの「CDの先生」の堤剛先生、特別講師として大変お世話になっております倉田澄子先生と山本裕康先生、他にもスズキとご縁の深いチェリストが多数出演される超豪華なコンサート!

 

会場は松本市音楽文化ホール。

大糸線に乗って最寄りの「島内駅」へ向かいます。

 

ホールも満席。開演前からチェロと音楽を愛するお客さんの期待が会場いっぱいに満ちているような気がしました。

 

 

齋藤秀雄先生の教えを受けたチェロ・アンサンブル・サイトウの皆様の演奏、今は直後すぎて興奮冷めやらず、まだうまく言葉で言い表すことができません。

 

モーツァルトのディヴェルティメント K.136はとてもエキサイティングでしたし、プログラムの最後に演奏されたJ.S.バッハの「シャコンヌ」を聴いている間、不思議と自分の心臓の鼓動をいつもより強く感じるという不思議な感覚を覚えました。

 

コンサートを通して私の心に灯っていた思いは「チェロって本当に美しい楽器だ」ということ。

演奏直前、直後の舞台での粋なやり取りもチェリストならでは!?

演奏者ごとに多彩な音色が生みだされ、齋藤秀雄先生へ、小澤征爾先生へ、そして音楽への想いが渦のように会場全体を包み込み、私たちも一緒にそれを感じられるようなひと時でした。

 

 

さて、アンコールまで充実したコンサートに良い気分で駅まで歩いていると、すれ違った人が電話をされていて、不穏な言葉が聞こえました。

「電車が止まってて・・・」

 

案の定、島内駅では雨の影響か大糸線が止まっているとのアナウンスが流れていました。

あずさに乗る時間を考えると、私に考え込んでいる時間はありませんでした。

 

 

電車で向かえば4分くらいの距離を約40分、ホールから松本駅まで歩きました!

途中、雨が降り始めましたが酷い大雨にはならず良かったです。

道中には恐らく同じように電車もタクシーも諦め歩きで松本駅で向かうことを決めた人がポツポツと歩いていました。

 

ようやく松本駅、そしてアルプス口が見えてきた時の嬉しさと言ったら!

 

 

長くなりましたが、とても充実した一日でした。

レッスン日を変更させていただいた土曜日クラスの皆様に感謝です。

音楽のお土産をいっぱい持って帰りますね。