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お稽古の時、心に留めていること

5月に始めたヴィオラ、弦1本を鳴らす事からはじめ、今はドイツ民謡「こぎつね」をゆっくり弾く練習をしています。

 

「チェロの先生だからすぐに上達できるのでは?」と思われるかもしれませんが、チェロとヴィオラは構え方から音の出し方まで全く違う楽器なので、弦を一本鳴らすだけでも苦労しています。

ただし、チェロ習得の為にこれまで積み重ねてきたこと、チェロの指導者として生徒さんとのレッスンから学んできたことは確実に自分のお稽古の中に息づき、とにかく楽しくて仕方ない!というお稽古ができています。

今回は、お稽古の際に心がけていることや感じている楽しみのいくつかをご紹介します♪

 

先生から教わったことを「正確に、繰り返し」お稽古すること

私は弦楽器の奏者として、指導者として、弦を鳴らし良い音を出すのに必要な条件は知識として持っていますが、人にものを教わる以上、レッスンで教わったことを素直に受け取り教わった通りにできるようにすることが最優先にやるべきことだと思っています。

 

自己流でやって良い部分とそうでない部分の見極めは一朝一夕で身につくものではありません。

まっさらな心で学び、何事も楽しいと思うことを一番大切にしています。

 

分からないことや難しいと感じることはなんでも質問してみること

自分に分からないことは、もしかすると何でもないことなのかも・・・と思うことでも質問します。

 

楽しいうちにお稽古をやめる

チェロクラスの生徒さんにも「まずは一日5分で良いから、何かしらチェロにさわる時間を作ってくださいね」とお伝えしています。

 

自分でお稽古していても感じるのは、まずは「楽器に触っていてワクワクする、楽しい」経験を積み重ねることが大切ということ。

文字通り5分で終わる日も、時間の許す限りお稽古する日もありますが、私の場合はヴィオラの初歩中の初歩を学んでいる最中なので、「楽しかったー!」という気持ちや心地よい疲労感を感じているうちに(グッタリするくらい疲れないうちに)お稽古を切り上げるようにしています。

 

楽器のお稽古はどんなことが楽しいのか、色々とありますが最近感じていることは次の2つです。

 

再発見!先生と一緒に演奏することが楽しい!

大好きな楽器と自分の音に黙々と向き合うお稽古も楽しいのですが、

時々先生が一緒に弾いてくださる瞬間がモチベーションを高める助けになっています。

 

腕が疲れにくくなってきた!

チェロと違い肩に乗せて演奏する楽器なので、当然構え方からして全く異なります。

 

始めの内は30秒構えているだけでもヴィオラを支えている左腕が疲れてしまいましたが、「キラキラ星」の「タカタカタッタ」のリズムが弾けるようになり、復習をしながら新しい曲に取り組む中で少しずつ構えていられる時間が長くなってきたことが嬉しいです♪

 

最初は難しいと感じられることでも、繰り返しのお稽古によって生まれる小さな「できた!」を諦めず積み重ねていくことで自分のものになっていくことを信じています。

その確信は、子どもの頃から習っており今は自分の仕事の相棒となっているチェロのお稽古から掴んだことです。


自分なりの目標を持って、これからもお稽古を頑張ります!

ケースも楽器もチェロと比べてすごく軽くて羨ましい(?)です。