9月のチェロ・アンサンブルコンサートの風景、第2回です♪
この日は秋も中頃だというのにまるで真夏のような暑さの1日でしたが、講堂の窓から差し込む日差しも明るく会場を包み込みました。
今年チェロを習い始めた生徒さん。
キラキラ星変奏曲をテーマまで弾き切りました♪
発表会を開催していてありがたいなあ、といつも思うのは、会場の雰囲気がとても良いこと。
人の演奏を批評するのではなく「○◯さんの弾いた曲、かっこいいなあ」「来年は私も弾いてみたい!」「皆さんが堂々と弾いていて驚きました」と、チェロを弾く人も聴く人もお互いに讃え合い、喜びあう気持ちが空間に満ちています。
人の感情の動きは、外から操作することはできません。
少なくとも私はそのように考えています。
ドキッとかワクワクとかそわそわ、わぁっと込み上げてきて身体まで動かしてしまう心の動き、それを言葉で表してしまうと「感動」ということになるのだと思いますが、チェロクラスのコンサートには初めから終わりまで目に見えない「感動」が姿なく存在しているようです。
今回の会場は客席と舞台袖を隔てるものがほとんどなく、舞台袖から舞台へ、そして演奏が終わりチェロと共に舞台袖へ去っていく生徒さんの表情をお客さんも垣間見ることができたことも、演奏する生徒さんとお客さまとの心の距離を近づけた気がします。
ある生徒さんは「舞台袖の暗いところがなかったからその分緊張した!」と仰っていましたが・・・( ´ ▽ ` )
舞台袖で演奏を終えた生徒さんを迎えていただく係をお引き受けくださったお母様からは「皆さん、あんな素敵な表情で舞台から帰ってくるんですね。初めて知りました!」と嬉しいメッセージが。